地震の知識に自信を持とう!

ミスター・ユレハカールのしくみ

ライトが点灯するしくみ

まず、左のように電池と豆電球を導線でつないだ場合を考えてみましょう。この場合は、電池から出た電流が豆電球を 流れているので、電気がつきます。でも、途中にあるスイッチを切ると、電流が流れなくなって豆電球はつきません。

次に、今回つくったミスター・ユレハカールを見てみましょう。今度は乾電池の代わりにボタン電池という電池が 使われています。また、ライトも豆電球より明るい発光ダイオード (LED) というものを使っています。

さて、今回はスイッチをつけない代わりに、左のリングと導線がスイッチの役割をします。地震の勢いで振り子がリングに 当たると、電気が流れてライトが点灯します。小さな地震のときは振り子があまり振れないので、振り子とリングが 接触することはありません。つまり、このときはライトが点灯しません。

ミスター・ユレハカールでは、3 つの大きさの違うリングを使用しています。 この大・中・小のリングを使えば、地震の揺れの大きさを 3 段階で観測することが出来ます。
震度の目安は、サイテクで測定した結果では

でした!
(なお、この値は水平なところで正確に測定しているかどうか、ミスター・ユレハカールをどれだけ綺麗に作れたかで 変わることがあります)

http://www.t-scitech.net/history/miraikan/jishin/principle.html