「パスタで橋をつくろう!」

 これまで2回行ってきた「パスタで橋を作ろう!」 弱い材料からいかに
強い橋をつくれるかというテーマに、いろいろな人にチャレンジしてもらい
ました。予想以上に頑丈な橋ができて、スタッフもびっくり、作った本人は
もっとびっくり!という楽しいイベントになりました。ここでは、そのイベント
で使用した資料を少し紹介したいとおもいます。

みなさんの中で、橋を渡ったことがない人はいないでしょう。でも橋の
大部分って宙に浮いていますよね。頑丈そうに見えない橋が、どのよう
に工夫されて強い橋になっているのか、一緒にみていきましょう。


 どうしたら細い材料で強い橋を作れるのかな??


 細い棒のような材料には、強い向きと弱い向きがあります。パスタを曲げると簡単に折れてしまうけど、真っ直ぐよこに引っ張るとパスタ1本で2〜3kgもの重さに耐えることができます。


パスタって、引っ張る力には耐えられるんです!(^^)/



 ということは、細い材料に引っ張る力だけが働くように組み合わせればいいのです!よく見かける橋の形にしてみよう!



 鉄橋の三角形のことをトラス構造といいます。トラス構造は、細い 材料を引っ張る向きにだけ力を働かせることができる構造です。


 四角形に組み立てた板と、三角形に組み立てた板に力を加えてみましょう。四角形は横にずれてつぶれてしまうけれど、三角形はつぶれません。
 ダンボールの切り口を見てみると、こんなところにも三角形の構造がみえますね!!

でも。橋の形はこれだけではない。ほかにはどんな形の橋があるかな?

 これはアーチ橋と呼ばれています。強い構造です。
トラス構造じゃないのになんでだろう?



 アーチを作っている材料に力を加えると、それぞれの材料はお互いに支えあうように力を及ぼしあうようになります。
 なので、端が固定されている場合は簡単には崩れません。


 これらのことを参考に、みんなに橋を作ってもらいました・・・!!




みんなの成績発表
春休みのイベント期間中、合計87人のひとに、橋を作って
もらいました!さてさて、どんな結果がでたのかな・・・?!

☆第1位☆


彼らが、パスタ橋の王者、青山さん親子です!!
彼らの橋は、なんと3380gの重さに耐えることができました。


しかし!われらがサイテクのヒーロー鴨居くんは
なんと8000gに耐える橋を作ってしまいました!


砂を入れても入れても全く壊れる気配が無く、しかも
重りを下げるだけでは足りずに上にまでのせて
無理やり測定しました・・・(−、−;)


このページを見て、鴨居くんの大記録に挑戦するひと
いないかなあ・・・