ホバー座布団を製作するその前に
3日間あるイベントの初日は、手のひらにのるくらいの大きさのミニホバーを参加者のみさなんに作って頂こうと思います。 これを作ることでで、送風機の仕組みや大気圧についてお勉強してもらいましょう。 それに、人が乗れるホバー座布団はみんなで1台製作なので、お土産が何も無いのも寂しいでしょ?
人を乗せて浮くために その1
机上の計算では、今回のコンセプトで人を乗せて浮上することは
可能
との結論に至りました!!
とりあえず、送風機を試作。 使う道具は、ハサミ・カッター・ノリ
だけ!
それで、製作した送風機。 試しに回して見ると想像以上に
力強い風
が起きました。
結果は
浮
いているかもぉ??
モーターの固定方法や機体の構造など、問題点が次第に明らかになりました。
ティッシュの空き箱で実験機を製作。
実験機1号
組立て中。
写真取り忘れました。 スミマセン・・・
人を乗せて浮くために その2
ティッシュ箱の実験ではイマイチな結果。 やはり、ホバークラフトには「スカート」と呼ばれる空気溜まりを作るための布製の部品がないとだめだよね・・・ じゃあ、作ってみるかぃ!
手作りした水柱式圧力計でファンの性能をテスト。 最適なファン形状を見つけ出す作業が続く…
スカートはテーブルクロス用の布を縫って製作します。
モーターの固定方法を改良しました。 ファンの形状は製作しやすいものに改めました。(効率は犠牲になります)
900mm×300mmの板に6個の送風機を取り付けます。
実験機2号
完成間近。
結果は
浮いた!!
それも、いい感じ。
このような小さいサイズのホバー座布団に送風機ユニットを6個付けただけでも
15Kg
程度の浮上能力が得られることが分かりました。
お手製の圧力計でホバークラフト内部の圧力を測定! 空気が流れているので、当然のことながら先に測定した最高到達圧力よりも圧力は低い。 それに、流量がもう少し欲しいかも… この大きさの機体ならばモーターは8個ぐらいが妥当かもしれない。
この日は、昼頃から作業をしていたのにも関わらず実験機2号が浮上したのは翌日の午前2時を過ぎていた・・・ 途中、買出し・工具類の準備・食事で時間をロスしたとしても、作業に時間がかかりすぎ! もう少し作業がしやすい構造に改めないとね。
つづく・・・