遺伝子って何だろう

鶏レバーから DNA を取り出そう!

準備

材料

鶏レバー、食塩、エタノール(できるだけ高濃度のもの)、ガーゼ

器具

包丁、まな板、乳鉢、ビーカー、金網、小びん、ピペット、ガラス棒など

ビーカーの代わりに鍋、乳鉢の代わりにすり鉢で代用できるので、家庭でも簡単に実験することができます。無水エタノールは、薬局で 500 ml で 1000 円程度でどなたでも購入できます。

レバーを刻む


鶏レバー( 1/2 個分)を包丁で細かく刻みます。できるだけ細かく刻んだ方が後の作業がやりやすくなります。 また、脂肪分の少ない所を選びます。

レバーを細かくすりつぶす


乳鉢でレバーを細かくつぶします。レバーのかたまりが大方無くなるまでこの作業を続けます。

食塩を加える


レバー 1/2 個分に対して食塩大さじ 1 杯強と水 50 cc 加えてさらにすりつぶします。 下の写真のように色が白っぽくなり、粘り気が出てきます。

加熱する


よくかき混ぜながら、静かに加熱します。全体的に薄茶色になるまで加熱を続けます。 沸騰により泡が一つ上がってくる頃が加熱終了の目安です。加熱しすぎてはいけません。そして、室温まで冷やします。

ガーゼでこす


ガーゼを折りたたんで、4 重程度の厚さにします。そこに、前の段階までで作ったレバーを入れます。 この時、ガーゼが薄いと固形物が混ざり、厚すぎるとうまくこすことが出来ないので注意します。 次に、ガーゼの口を糸などで縛り、ゆっくりと力を加えて丁寧に搾ります。澄んだ黄色の液体が得られます。

エタノールの中に入れます


小びんに冷蔵庫または冷凍庫で冷やしたエタノールを少しとり、前の段階で作った液体を少しづつエタノールの中に加えます。

レシピダウンロード (約 630 KB, JPEG ファイル)

http://www.t-scitech.net/history/miraikan/dna/exp1.html