グリホサート耐性ダイズ
日本で流通が認められている遺伝子組換え食品の中にグリホサート耐性ダイズがある
グリホサートとは？
除草剤の 1 つで、植物が生きていくために必要なアミノ酸を作る酵素 (EPSPS) の働きを妨げる。 よって、グリホサートを散布すると植物は枯れてしまう。
グリホサートの利点
土壌中で分解されやすいので食品にほとんど残留せず、安全性が高い。
グリホサートの欠点
雑草だけではなく、農作物まで枯らせてしまう。（非選択性除草剤）
グリホサートの影響を受けない EPSPS 遺伝子を入れると、グリホサート除草剤を散布しても
組換え作物は生き残り、雑草のみが枯れる
左：除草剤散布前
右：除草剤散布後
写真提供：農林水産省農林水産技術会議
グリホサート耐性ダイズの実用化
| 1999 年 | 2000 年 | 2001 年 |
| 47% | 54% | 68% |
| 米国農務省 USDA 2001/6/29 発行資料 | ||
アメリカではグリホサート耐性ダイズは年々増加している
日本では、まだ栽培されていない
